0:21 松井氏
「日本維新の会代表の松井一郎です。」
0:24 吉村氏
「日本維新の会副代表の吉村洋文です。日本維新の会、しっかりと頑張っていきたいと思います。
では松井代表、最初なんですけども、日本維新の会が自民党や公明党とはここが違う、日本維新の会っていうのはどういう政党なのかというのを先ずそこからお話頂けますでしょうか。」
0:44 松井氏
「はい、我々は自民党やその他我々以外の政党と、うちが一番違うのは、固定の支援団体がない。決まったそういうバックボーンの皆さん方に支えられる政党ではありません。従って、様々な改革、そういうものを実行できる。そして、納税者目線で税金の使い方を決める。これは我々の政党っていうのは大阪っていう、地方の行政を担うところからスタートしましたから、先ず大阪ではそういう形で、大阪の行財政運営の納税者としておかしいと思われるところに徹底してメスを入れ、そして財源を生み出して、納税者目線で、行政を動かしてきた。これが基本日本維新の会の基本的なアイデンティティやと思います。」
1:44 吉村氏
「あの、まさにしがらみのない政党として、支持母体がないと、支持母体がないというのは、これは選挙では弱みにもなりますけど、逆に強みにもなると思います。だからこそできる改革というのをこの間やってきて、ここまでやってくることができました。そういうしがらみのない政党、政治家自身自分たちがぬるま湯につかるのはやらないと、そういう政党だと思います。ただ、どうしても国会見てるとですね、ま~本当に昭和型の政治が続くな~と。ここを何とか変えていかないと日本は本当にしんどい状況になってしまっている。ま、そのリトマス試験紙じゃないですけども、おかしいな、明らかにおかしいなと思うのが、今回文通費の問題もあったと思うんです。この4月には文通費、今国会中に結論を出すと、領収書の公開や余ったら返還、当たり前のことを結論を出すと言っていたにもかかわらず、それも先送りになりました。このあたりについて代表としてどうお考えでしょうか。」
2:45 松井氏
「あの~、改革を実行していく。そのためにはやっぱり役所の職員の皆さんにも、ご苦労かけるわけです。今までと全く違う形で政策を実現していく、全く違う形の予算編成をやっていく。これ吉村さんも今、知事としてやってるわけですけれども。職員にやはりそういう苦労をかける、彼らも一生懸命頑張ってくれてますから。そのためには、まずは役所を動かす側、それは我々政治家ですよ。我々政治家があまりにも優遇厚遇をされ過ぎている。これではね、職員に対して説得力がありません。職員の意識は、役所の意識は変わりません。その一番の、まぁ議員の厚遇が、例の国会議員の100万円の文通費と言われる経費の問題です。これも昨年の衆議院の選挙が終わったときに、我が党の民間から来たね、1年生の1期生の議員が、いきなり机の前に100万円を置かれるわけですから、これ程おかしなお金はないと。そのお金を手にしていいのかどうかわからない。そこで議会事務局に尋ねると、これは国会議員の経費なんですよ。権利を持ってるんですから。1日働いて100万円。もっとおかしいのは、民間なら経費を使うときは必ずね、領収書がなければ経費なんていうのは使えませんし、個人で商売されてる方、確定申告に行ってね、税務署で、やぁ領収書がないんですけど経費を認めてなんて言っても、税務署からはこれはもう認められませんよ、否認され税金の対象になるんです。だから民間とあまりにもかけ離れているという定義のあり方。まさにこれがね、国会議員のまぁ緩み弛み驕りに繋がってる。そして我が党は、もう今年の、今吉村さんが言うように、今年の通常国会冒頭から、この経費のあり方、何も経費をなくそうって言ってるんじゃないんです。国会議員もそら経費は要るでしょう、政治活動も。でも、経費のあり方そのものを民間と同じような形にしようと言ってたのに、結局は、これ自民党がね、圧倒的過半数以上の議席を持ってるんだから、本気で改革をやればね、民間と同じようにやっぱり経費を見直そうよというのができたのに、国会閉会日には棚上げですよ。全く答えが出ていない。先ずこれがね、一番納税者を僕は馬鹿にしてると思うし、国会議員、政治家というのは、納税者の皆さんから税金を頂く徴取する立場で、この10年の間に、消費税はもう10%に上がった。そういう形で増税される中で、自分たちは掴み金的な経費を好き放題、領収書なしで使える。余っても返す必要がない、こんなおかしなことをやってればね、納税者としたら本当にね、たまったものじゃありません。これはやはり変えていかなければならない。これを変えるためには、維新の会は言った限りは経費については、領収書公開をね、インターネットでしてます。納税者の皆さんにチェックをして頂いていると。でも公開するのがまだ我が党の議員だけっていうのがもう大問題。これあの参議院の選挙が終わりましたらね。先ずこれはね、納税者が納得できる仕組みに変えていく、そのために我が党の国会議員、全力を尽くしてもらいたいと思いますね。」
6:42 吉村氏
「我々は言うだけじゃなくて実際にやってきた政党でもあります。この話でも、例えば知事市長の報酬は3割カット。そして市長の報酬は4割カット、そして退職金4000万円っていうのもありましたが、我々は今それはもうゼロで廃止にしてます。ただ、そこで改革をやって増税もせずに財源を生み出して次世代に投資するというのを徹底的にやることができています。なので政治家があまりにも常識離れしたこと、納税者の皆さんが納得できないような状況になってる、これを変えていって、そして改革をして財源を生み出して次世代に投資をしていく、それが重要だと思っています。まぁ、その中で我々今回の選挙においては、教育の無償化、また出産の無償化というのも掲げています。これについて、代表のご意見を頂けますでしょうか。」
7:34 松井氏
「教育っていうのは、次の世代、未来を作る施策ですから、ここに投資するっていうことは、まさに産業政策、経済政策でもあるわけです。未来を担うそういう若い世代の人たち、次の時代を支えてくれる子供たちがスキルをアップしていく。そのことで日本にイノベーションを起こしていく。ということで、これは我々の考え方っていうのは、教育というのはスタートラインを揃える。どういう家庭の事情であっても、全ての子供たちが行きたい学校受けたい学校を選択できる。そのためにはやっぱり所得格差によってね、自分が行きたい学校を諦めるということは、これはもう、なんとしてでも変えていかなければならない話です。ですから、我々は国に先駆けましてね、これは僕が知事時代は、私立高校、これ所得制限ありますけど、今だいたい80%の人は、キャップを授業料のキャップをはめてますんで、入学金授業料無償でこれは今、自由に学校選択できるようになってるし、もう一つは幼児教育無償化、これは幼稚園保育園の教育費ですよね。これは吉村市長時代にも取り組んで、今は4歳5歳、幼児教育が教育費無償というのが実現できてるし、でその中でもやはり子供たちの栄養バランスをしっかり考えて取っていくということで給食費の負担も、子育て世代に何とかこの負担軽減できるように、これ大阪市としますと、2年前からね、小中学校給食費無償、これを所得制限なしで、今もう実施しております。やはり次の世代、子供たちに負担を軽減することによって、この少子化というものの問題を解決をしていきたいというのが我々の考え方です。」
9:52 吉村氏
「教育の無償化も、今いろんな野党が口だけ言ってますけれども、我々は実際やってきました。松井知事、橋下知事時代に私学の無償化というのを全国で先駆けてやって、僕が大阪市長のときに3歳児までもやりましたんで。」
10:06 松井氏
「あ、そうですね。」
10:07 吉村氏
「5歳児、4歳児、3歳児と1年ごとに改革で財源を生み出して、これ全国に先駆けてやってきました。次世代の投資ということを徹底してやって、知事になってから大阪の公立大学も実質無償化というのもやりました。何とかこの教育の無償化、改革で財源を生み出して、歯を食いしばりながらやってますんで、これを全国で是非やっていきたい。
また、出産の無償化、ここもあの~医療保険をですね基本的には適用して、キャップをはめること、そしてプラス出産育児クーポン、十分なバーチャー、クーポンでこの出産の実質無償化を図ると。出産や教育の無償化を、徹底的に改革で財源を生み出してからやっていく、これまでやってきました。維新の会、教育無償化もやってきましたので、是非それ国でもやっていきたいというふうに思っています。
そしてやっぱり大きな問題はですね代表、今物価が上がって、本当に大変な状況になっていると。ここに対してはほんとに国がしっかりやってもらわなきゃ難しいところですけど、ここについて代表いかがでしょうか。」
11:11 松井氏
「これ今一番、え~物価の高騰で一番各家庭が負担になっているのがエネルギーです。電気料金、ガス料金が値上がりしてると。ですから、我が党はこの通常国会の冒頭から、今の時点で安全を確認できた原発を動かして、何とか電気料金の高騰を抑えていくということ、これも政府岸田総理にもずっと提案をし、要望もしてきましたけども、まぁあの~現状、これが実現ができておりません。先ず、この安全な原発を動かし、何とかこの電気料金を抑えられるような事をやるべきだと思ってますし、これもまた大阪の話にばっかりなりますけどね、大阪市では電気料金が高騰するんであれば、同じ公共料金ですけど、水道料金の基本料というのは、7月8月9月3ヶ月分、基本料減免ということで、これ0としました。これは我々地方自治体が努力すればできること。我々が他の政党と違うのは、住民に一番近いところで政治をしている。だからこそ住民の皆さんが今一番負担になっているところをね、何とかこれをサポートしていける。これを実行できてるっていうのが今の大阪の現状ですね。」
12:34 吉村氏
「あの、是非国でもやってもらいたいですし、今有事で物価が上がってるというのが岸田総理の意見なので、であるならば有事のときだけでも消費税の減税、ずっとは難しいかもしれません。社会保障の財源。でも有事のときぐらいここだけ厳しい物価上昇なので、消費税の減税、我々掲げています。是非有事の決断をやってもらいたい、そういったことを徹底的に迫っていきたいと思います。
また、あの非常に有事ということに関して言うと、ロシアによるウクライナの侵略がありました。日本は中国ロシア北朝鮮に囲まれている国でもあります。国防、非常に異常です。ここについて代表、ご意見お願いします。」
13:23 松井氏
「あの~、外交防衛に関してもね、我が国は昭和のときの構造、昭和のときのものの考え方。そのままの感覚で、現在令和の現実に立ち向かっているわけです。政治家っていうのは、未来を作る仕事ですから。この外交防衛についても、令和の時代にあった形を作らなければならないと思います。今、目の前で核を所有する大国であるロシアが、核を持たないウクライナに侵攻し、そして一番弱い方々、女性や子供、虐殺を受けてるわけですよ。そしてウクライナのものも強奪もされている。日本はもう攻められない、日本に侵略をされない、そういう抑止力を持つべきだと思います。その抑止力を持つためには、昭和のときの構造、考え方を変えていくべきだとこう思ってます。
ま、その一つがね、防衛力を強化するためには、防衛費、これやっぱり必要になってくるわけですから、GDP 1%、これも昭和のときの国会答弁に基づいた1%枠なんですよ。だから、この防衛費をいくらにするのか、昭和の感覚ではなくて、今の時代に合った形の防衛予算というものをしっかりしていくべきだと思います。この1%枠を2%っていうのはだいたいヨーロッパの国はそのぐらいの枠でやってるんで、先ずはそこへ早期に、やっぱり防衛予算というのを拡充すべきだとこう思ってます。」
15:17 吉村氏
「あの、国民の命、財産を守る、次の世代の子供たち女性も守るそうなったときに、やはりきちんとした国として防衛力を備えて、抑止力を持って、攻められない国を作っていく、ここが非常に重要だと思います。国民の命、財産、領土領海領空を守る、これは国家として最も大切なことですので、日本維新の会としてそこにもしっかり力を入れていきたいと思います。
それでは最後に代表、有権者の皆さんにですね、あの~メッセージを届けてもらえたらと思います。」
15:53 松井氏
「はい。皆さん、政治は未来をつくるのが政治の仕事です。え、過去の様々な検証をしながら、持続可能な安全で安心して住める日本を作る。そのためには、しがらみのない改革政党が必要です。我々は、過去を検証しながら、未来のために、昭和の構造を令和に合った、そういう形に作り変えていきたい、こう思っております。そして、それを10年前から大阪では実行をしてまいりました。大阪10年前、非常に厳しい財政状況で新たなチャレンジができなかったけど、今はそれがやれるようになりました。改革の果実で、納税者の皆さんが少しでも納得できるような税金の使い方に切り替えていく。このことは、大阪でできたことは、全国で可能です。令和の時代、これからこの国を住み続ける、そういう人たちに、住み続けられる安全で安心な日本を一緒に作っていきましょう。よろしくお願いを致します。」
(このページの最終更新日:2022年7月3日)
本HPは2018年1月1日に開設しました。
管理人:あおむらさき